SD の発言: 柏木がベンチの端に腰掛けている。心なしか落ち着かない様相だ。 #見知らぬ人が訪ねてくるのだから自然っちゃ自然なんだけど、 #ひょっとして何かあったのだろうか。 ■取材拒否 「でも、残念ですけど、涼子ちゃんとは会わせられません」 「見舞いの意思だけは伝えておきます。お帰りください」 「容態に関しては、お応えしかねます。生徒にもプライバシーがありますし」 ■口裂け女なんてただの噂。じゃあ目撃者は? 「私の知ってることも何も…女の子が一人襲われて、根も葉もない噂が流れてるってだけでしょう…まったく、悪趣味!」 「犯人が見つからないことには何とも…でも、口裂け女なんて、ただの噂でしょう?」 白木 柚子 の発言:「じゃあつまり、先生はその子の友達が嘘をついたっていうの?」 「新聞にもただ傷害としか載らなかったはずなのに……そんなことまで、ご存知なんですか」 「ええ、その、涼子ちゃんと仲の良かった子が、『口裂け女は人を襲う』んだ、『私は見た』んだ、って…ずっと繰り返していて」 橘 統子 の発言:「その、友達のことは教えて頂くわけには生きませんか?」 「それも…諦めてください。友達の子だって、言葉の真偽はどうせよ、ショックは受けているんでしょう」 「それに貴方達、家まで押しかけて話を聞くつもりですか?」 ■涼子は何と? 白木 柚子 の発言:「ところで先生。涼子ちゃんが直接、口裂け女っていってたわけじゃないんですね?」 「……全て、私の口からはお話できません」 三浦 修二 の発言:「でもなぁ・・・先生、その噂のお陰でこっちの学校まで…妙な恐怖に脅えてるんや。頼むから・・・・・・教えてくれへんか・・・?」 三浦 修二 の発言:「俺らかて、ただ騒ぎをでかくしようとか・・・そんな事は思ってないんや。頼むわ・・・先生。」 「噂で怯えている生徒が居るのは哀しいことですが、実際に傷を負った子に無理をさせるのは…」 「…」 「一つ、お聞きします」 「貴方達は、涼子ちゃんに会って、それでどうするんですか?」 「何か彼女の救いになるようなことでも、知っていると?」 「……そうですね、私も、被害が続くのは、避けたいと思っています。でも、貴方達がそれを知って、何かができると?」 「貴方達はそうやって噂を集めて、『何か』を見つけたんですか?」 SD の発言: 最後の行動は、柏木を説き伏せ、涼子に会うことになります。