いわゆる後書き。ただ、世の中には本編よりも先に後書きを読むって主義の人もいるらしく。
これを書いてる現在で本編を読む以前に後書きを読む人はまずいないでしょうけど、将来のことは分かりません。
なので、それに対応する形で書かせてもらいます。
まずROSですが、二次創作のオリキャラSSで、原作元は永遠のアセリア。
これを書いてる時点で全54話の総容量は約1.5Mほど。正確な数字は面倒なので計ってませんが、それぐらいと考えて問題ないです。
製作期間はおおよそ一年と十ヶ月。2005年の末に書き始めて2007年の十月半ばほどに完成。
そのROSはオリキャラSSです。オリキャラSSがどういうものか、説明は不要だと思いますが。
何故にオリキャラSSだったかというと、書きたかった内容や言い分は原作キャラじゃ代用できなかったため。
○○○というキャラがこんな考え方はしないだろ、みたいに。
特に終盤は顕著だと思います。
逆に言えば、原作で同じようなことを言えそうなキャラがいれば、そのキャラを主役にしていました。
見当たらなかったがために、オリキャラで代用しているとも。
じゃあROSはどうして書かれたのか。
理由はいくつもありますが、いずれもオリキャラSSに対しての自分なりのアプローチです。
要は。
オリキャラSSって本当に面白くないの？
ってか、オリキャラSSって本当のところは何よ？
この二つが、自分自身がROSというオリキャラSSに対して向けた疑問。
そしてROSは疑問に対する自分なりの回答になります。
ただし、仮にこれを読んでるあなたがROSに対し、同じ疑問を当てはめて答えを出したとしましょう。
でも、それが作者の自分や他の読者と必ずしも一致するとは限りません。
そして、一致しないのも正しいんだと思います。押しつけてもいけないし、押しつけられてもいけない。違いますかね？
それを踏まえた上で、自分自身の二次創作への回答らしきは。
内容や質がどうこうではなく、やはりオリキャラSSは何かが違う。少なくとも自分が本当に望むような形ではない。
故に間違い。自分にとっては、ROSは間違いと言えます。
実は、個人的にはオリキャラSSにいい印象を持っていない人たちにほど、ROSを読んでもらいたい。
もちろん、オリキャラSSと聞くだけで脊髄反射で読まない、ブラウザを閉じる人もいるでしょう。
そう言う人たちに無理を強いる気はないですが、やはり苦手な人にこそ読んで欲しい。
その他大多数と一緒なのか、こういうのもあるのか。どっちに転ぶのかを知りたかったので。
苦手だけど読んでみたいって人たちに読まれてなんぼだと思うので。
なかなか無茶を言ってるなぁ、まったく。
しかし実際、前書きでオリキャラSSであるのを注意はしてますけど、読むななんて一言も書いてないでしょう？
制限するのは難しくないのでしょうが、そこに意味があるとは思えません。
総括すると、です。
ROSは間違いを証明するために書かれていた、今ならばそう言えます。
人が変われば、物語も意味を変えてくると言うことで一つ。
2007年10月20日 掲載。