オルファ:トレーナー セフィー:トロピウス レーナ :ギャロップ アルス :ボスゴドラ ミル  :ミロカロス セレン :サンダース フィン :オオタチ (今回主人公 注)最後の方エロネタなので嫌な人は見ない方がよいです ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― やあみんな! 僕はフィン、オオタチのフィンだよ! 実は先日の結婚式で、オル兄がなんかの薬をもらったらしいんだよね(詳しくは第47回萌えもん紳士スレ参照 いたずら好きな僕としてはとっても気になるところ・・・ とりあえずそれを手に入れようと思うんだ。 オル兄はちょうど出かけてるし、探すなら今のうち・・・ うちはみんなに部屋があるほど広くないから一人一人の個人的な部屋はない。 探すなら物置部屋かな・・・ よし!行ってみよう! さて、物置部屋まで来たぞ〜 ど・こ・か・な〜 ウフフ オル兄のことだから別段きちんと隠してはいないだろうけど それが逆に見つけづらいんだよね〜 そこまで考えてるのか、ただ単にめんどくさいだけなのかはわかんないけどね。 さ〜て探すぞ〜♪ ―10分後― お、これかな? 包装されてる白い粉末・・・ 『シロクテネバール』・・・入浴剤かぁ なぁんだ薬じゃなかったのか・・・残念・・・ ん?待てよ・・・ 『これをお湯に入れるとお湯が白濁色でドロッっとした感じになります。  何の効能もありませんが体に害もありません。  不思議な香りでちょっとエッチな気分になれます。  嫁と一緒にお風呂に入っている人は新たな扉が開けるかも』 ・・・これはこれは・・・なかなかおもしろそうな事になりそうだね・・・ニヤニヤ おもわず口の端があがっちゃうよ・・・ オル兄もいいものもらってきてくれたなぁ・・・ククク 血利院社の人グッジョブ! さて、目的のものは手に入れたけどどうしようか、 うちのお風呂はあんまり大きくないから、使ってもおもしろくなさそうだし・・・ そんなことを考えてると一枚のチラシが目に入った。 これって新聞に挟まってた・・・何々・・・ 『血利院温泉がリニューアルオープン!!』 血利院温泉・・・? ああ、あの一時期話題になってた・・・ しばらく聞かないと思ったら改築してたのか・・・ 『皆様からのご要望にお答えして大幅改築!  各部屋にそれぞれ露天風呂を完備!  時間を気にせず温泉を楽しめます!  もちろん今まで同様大浴場も・・・』 それ以上は目に入らなかった。 ・・・なん・・・だって・・・ 『各部屋に露天風呂完備』 KO☆RE☆DA! もう血利院社ほんとにナイスだよ〜 実は狙ってんじゃないかとか思っちゃうよ〜 よっしじゃあこれで行こう・・・フフフ フィン  「という訳で、温泉へ行こう!!」 オルファ 「・・・どんな訳でだ・・・」 僕の台詞に的確なつっこみを入れるオル兄。 うん、お約束だね。 フィン  「いいじゃん、たまにはみんなで出かけるのも」 オルファ 「出かけるのはいいが・・・リニューアルオープンなんて予約でいっぱいじゃないのか?」 予想どおりだね、僕はそんなことも考えないほどバカじゃないよ。 フィン  「大丈夫!実はもう予約入れてあるからね!」 オルファ 「なん・・・だと・・・それは俺の意見は最初から聞く気はなかったということか・・・!?」 フィン  「もっちろん!先にセフィー姉たちには言ってあるから問題ないよ?」 みんな前々からどっかに遊びに行きたいって言ってたからね、すんなりOKしてくれたよ・・・フフフ オルファ 「〜〜〜・・・分かったよ・・・最近どこも行ってなかったしな」 よっし、これで計画通り・・・後は気づかれなければ万事OK〜 フィン  「じゃ、もう今日の夕方に予約入れたから早く準備してね〜」 オルファ 「今日!?早すぎだろ!?」 フィン  「大丈夫、ヤマブキシティだからすぐ行けるよ、隣町だし」 オル兄はやれやれと言いながら支度を始める。 さ〜て楽しみだな〜 ウフフ オルファ 「っと、ここか」 俺たちは今回の目的地、血利院温泉に到着した。 突然すぎてあわただしかったが、久しぶりの外出でみんな喜んでいるようなのでよしとしよう。 言い出したのがフィンだというのが若干気になるが・・・まぁ気のせいだろう。 しかし、さすが血利院社というか・・・でかい建物だな・・・主に敷地が、バトルドームが軽く二つくらい作れそうだ。 オルファ 「じゃ、とりあえず中に入るか」 俺は、予想もしてなかったのか唖然としているみんなを促して中に入った。       「いらっしゃいませ」 中に入った僕たちを女将さんが出迎えてくれた。 あれ?でもこの声どっかで・・・ オルファ 「あ、ウインディさんじゃないですか、血利院社の人氏の」 オル兄が分かったみたい、そっか、どうりで〜 ウインディ「あらオルファさん、いらっしゃいませ、お泊りですか?」       そう言ってにっこり笑うウインディさん。 うわ〜、きれいだな〜 オルファ 「は、はい、一応一泊だけ・・・」 ウインディ「分かりました、ではお部屋にご案内しますね」 オルファ 「あ、おねがいします」       心なしか顔が赤いよ?オル兄、 セフィー姉がちょっとむくれてるよ? まあこれはこれでおもしろくなりそうだから別にいいんだけどね。 オルファ 「ウインディさんここで働いてたんですか?」       部屋に案内してもらう途中オル兄がウインディさんに尋ねる。 ウインディ「いいえ、実は先日のリニューアルオープンで人手が足りなくなってしまったんです」       ウインディさんが答える。 ウインディ「なので臨時でお手伝いをすることになったんですよ」 オルファ 「そうなんですか・・・」 ウインディ「ええ・・・あ、ここですね」       ウインディさんがひとつの扉の前で立ち止まった。 鍵を開け、中に入る。 フィン  「うわ〜、すご〜い」       思わず声に出ちゃった。 いやでもこれ見たら誰でも驚くって さすがリニューアルオープンしたてと言うか、 なんかもう光って見えるような綺麗さと、 うちの一番大きい部屋の数倍はあるかもと思うぐらいの広さ。 ここにだったら住んでもいいかも・・・ ウインディ「こちらがこの部屋の鍵になります。お帰りの際にフロントに持ってきてください」       そう言って鍵を出すウインディさん。 ウインディ「それから、そちらから露天風呂に行かれます。各部屋にあるのでお好きな時にどうぞ」 オルファ 「・・・バカな・・・部屋ごとに露天風呂・・・だと・・・」       ものすごく驚いてるオル兄。 そういえばオル兄にはちゃんと説明してなかったっけ・・・ ウインディ「はい、以前に嫁と二人きりで入れる温泉がほしいというご要望が多かったので」 オルファ 「そう・・・なんですか・・・」 ウインディ「ちなみにこの案を最初に考えたのは御主人なんですよ♪」       フフッと笑うウインディさん。 オルファ 「そう・・・なんですか・・・」       オル兄、さっきと台詞が全く同じだよ? まぁ、分からなくもないけど・・・ ・・・っとこんな事してる場合じゃない。 速やかに今回の目的を実行しないとね・・・フフフ      脱衣所を抜けて露天風呂の扉を開ける。 うわっ、すごっ うちのお風呂なんて比べ物にならないね・・・ ・・・っていうかこんなのが部屋ごとにあるの・・・? 血利院社おそるべし・・・(財力的な意味で ってあぶないあぶない、本来の目的を忘れるところだった。 このひそかに持ってきた『シロクテネバール』を入れてっと・・・ お湯がだんだん白くなってくる。 こんなもんかな・・・ さて、あとはみんなをここに入れれば・・・ニヤニヤ もう笑いが抑えきれないよ〜 ウインディ「そしたらその時に御主人が・・・//////」 レーナ  「それは・・・すごいわね・・・」 セフィー 「ウインディさんもだいた〜ん」       あれ?いつまにのろけ話になってんの? 話し相手もオル兄じゃなくてレーナ姉とセフィー姉になってるし っていうかずっとここにいていいのかな・・・? ウインディ「ハッ!すいません、なんか話し込んでしまって」       あ、気づいたみたい。 ウインディさんは急いで部屋を出て行った。       さて・・・じゃ、僕もそろそろ行動を開始しよう・・・ 問題はオル兄をどうやってみんなと一緒に入れるか、だけど・・・ セフィー 「ねえねえ、せっかくだから露天風呂行こうよ!」 オルファ 「ああ、みんなで行ってくるといいよ」 セフィー 「え〜、お兄ちゃんも一緒に行こうよ〜」       お、セフィー姉ナイス。 オルファ 「引っ張るなって、さすがにそれはまずい!」 レーナ  「そうよセフィー、あなたはいいかもしれないけど・・・私は・・・その・・・ゴニョゴニョ」       むぅ・・・まずい・・・けどそれならっ! フィン  「大丈夫だよ!さっき見てきたけど白いお湯だったから入っちゃえば大丈夫!」 セフィー 「ほら〜、フィンもああ言ってるしいいでしょ〜」 オルファ 「だから俺じゃなくてみんなに聞けって!」 ――結果―― レーナ  「・・・本当にフィンの言うとおりなら・・・まぁ・・・いいんじゃない・・・///」 ミル   「ミルは・・・ますたーなら・・・べつに・・・///」 セレン  「わたしも・・・マスターなら・・・///」 アルス  「私は全然かまいませんよ?オルファ様」 フィン  「僕も全然かまわないよ!っていうか言い出したの僕だしね」 オルファ 「なん・・・だと・・・」 セフィー 「ほ〜ら、じゃあ決まり!」 オルファ 「なぜだ・・・!?なにかの陰謀なのか・・・!?」       まぁ、ある意味僕の陰謀とは言えるね・・・フフフ セフィー 「もう決まったんだからつべこべ言わないの!」       オル兄は頭を抱えてる、 僕もこんなにすんなりいくとは思ってなかったけど・・・ ま、とりあえずこれでOK。あとは・・・ フィン  「じゃ、オル兄は先に入っててよ、僕たちは後から行くからさ」       これはレーナ姉のため・・・ レーナ姉は一番恥ずかしがりや(一番まともとも言う)だからね オルファ 「はぁ・・・分かったよ・・・じゃあ先に行ってるからな」 セフィー 「うん!楽しみに待っててね!」 オルファ 「いや・・・それじゃ俺変態じゃん・・・」 セフィー 「そう・・・?」       もう少し・・・もう少しだ・・・ウフフ・・・ 少し経ってから僕たちも脱衣所へ。 今までみんなでお風呂とか入る事なかったからちょっと新鮮。 レーナ  「オルファと一緒のお風呂なんて・・・みんな何考えてるのよ///」 レーナ姉・・・レーナ姉はスタイルいいな・・・ 引き締まった体にスラッと長い手足、 無駄なところなんて一切ないってかんじ? アルス  「まあまあ、たまにはこういうのもいいじゃない」       アルス姉・・・アルス姉はレーナ姉に比べてふっくらしてるかんじ。 あ、けっして太ってるわけじゃないよ。 それにしても普段の格好からは想像できないなぁ、着やせするって言うんだっけ? 胸とかやわらかそう・・・いいなぁ・・・ セフィー 「そうそう、こんなことめったにないよ〜」       セフィー姉・・・セフィー姉は二人に比べてけっこう小柄、胸もあんまりない。 この前自分で、貧乳はステータスだもん!って言ってました。 ミル   「ますたーと・・・おふろ・・・///」       ミル・・・ミルは背は小さいけど胸は大きい・・・ あ、セフィー姉がうらやましそうに見てる・・・ セレン  「うん・・・マスターと・・・///」       セレン姉・・・セレン姉は・・・平均的過ぎて言う事が見つからないや・・・ え?僕? 僕は・・・背はミルと同じくらい小さいし、胸もセフィー姉よりないし・・・ ・・・やめよ、なんか悲しくなってきた・・・ レーナ  「あんたたちもう少し羞恥心ってものを持ちなさいよ・・・」       ・・・僕とレーナ姉のため息が重なった 露天風呂の扉を開ける。 オル兄は少し向こうのほうで背中を向けてる。 そんなに恥ずかしがらなくても・・・ セレン  「ひゃっ・・・きゃん!」       セレン姉またこけてる・・・ ここに来る時も何回かこけてたし、どじっこって大変だなぁ・・・ てきとうに体を流ししてからお湯に入る。 うわっほんとになんかドロッとしてる・・・ セフィー 「なんか変な感じだね〜」 レーナ  「ここ独特の温泉なのかしら・・・」 ミル   「なんか・・・ふしぎなにおい・・・」 セレン  「いたた・・・そうだね・・・」 アルス  「そうねぇ、セレンちゃん大丈夫?」       確かに不思議なにおい・・・あれ・・・?なんか・・・? レーナ  「なんか・・・体が・・・////」 セレン  「あつい・・・のぼせちゃったかなぁ・・・////」 セフィー 「こんな・・・はやく・・・?////」 アルス  「・・・おかしいわねぇ・・・////」 ミル   「・・・ハア、ハア・・・////」       これが『シロクテネバール』の効果なのかなぁ・・・ あ〜、だめだ、僕もボ〜ッとしてきた・・・ ミイラ取りがミイラっていうのはこういうことか・・・ オルファ 「・・・?」       どうしたんだ・・・? さっきまであんなにしゃべってたのに急に静かになるとは・・・? 少し気になるが・・・いや、そっちの意味じゃなくて・・・ 確認するのはさすがになぁ・・・ オルファ 「・・・・・・はっ!」       俺は殺気を感じて振り返る そこにいたのは・・・ っ・・・・・・!! ・・・あぶねぇ、鼻血吹くところだった・・・って オルファ 「ちょっ、なにやってんだ!沈んでろって!見えてるから!いろいろ!」 そこにいたのはPTのみんな、もちろん温泉なのでぜn(ry いったい何考えてんだ!? 叫んでみたが聞いていないようだ。 っていうかみんな様子がおかしい。 セフィー 「お兄ちゃん・・・////」 レーナ  「オルファ・・・////」 ミル   「ますたー・・・////」 セレン  「マスター・・・///」 アルス  「オルファ様・・・////」 フィン  「オル兄・・・////」 オルファ 「ちょ、ちょっと待て!何があった!目が怖い!目が怖いって落ち着けーーッ!!!!」 アッー!        ――――――――検覧削除―――――――― 終われ おまけ1 セフィー 「ふぇ〜、あ〜つ〜い〜・・・」 セレン  「完全に・・・のぼせちゃったね〜・・・」 オルファ 「・・・そりゃあ・・・二時間も・・・温泉であんなことやってりゃあな・・・」 ミル   「・・・・・・//////」 ウインディ「みなさ〜ん、お夕食の準備が・・・って大丈夫ですかぁ!?」 オルファ 「あんまり・・・大丈夫では・・・ないです・・・」 おまけ2 ウインディ「・・・ってことが今日あったんですよ」 血利院社の「それは・・・大変だな・・・」 カブト  「そんな・・・ことが・・・!」 ピカチュウ「もったいない・・・私たちも血利院温泉へ!」 カブト  「了解!」 血利院社の「・・・ほどほどにな・・・」 カブ・ピカ『りょうか〜い!』 血利院温泉へおいでの際はカブトとピカチュウにご注意ください 今度こそ終わり